四十九日、再び

※いなくなってしまった猫の話なのでご注意ください。

 

 

7/14に一匹が旅立ってからというもの、残されたもう一匹の甘えんぼうっぷりがグレードアップしました。
兄弟猫だったので、片割れがいなくなると寂しくてたまらなかったのでしょうね。


一匹になってすぐに、この子も健康診断をうけました。
16歳のおじいちゃん猫は、元気そうに見えても不調を抱えていました。
食欲モリモリなのに太らないなぁと思っていたのですが、やっぱり色々と問題があったようです……。

二つの病気があり、片方を治療するともう片方が悪化するという状態でした。
両方の症状が上手くバランスが取れていて、痛みも苦しみも全くない状態だったため、下手に治療するよりも定期的に様子をみることに。

悪化しないようにするのがベストという結論になりました。

モリモリ食べて、どしどし甘えて、月一の定期検査で「フシャー!!」って元気に不満を主張していましたが、12月に入ってあっという間に歩けなくなり、排尿ができなくなり、食べられなくなりました。
そこからは早かったですね。

新生児用のオムツに尻尾の穴を開けたオムツ生活をはじめて、半月でした。

12/19 17時30分、旅立ちました。


先に旅立った兄弟と合流して、楽しい狩猟生活を送っていることでしょう。
実家にいた頃は、ハトにスズメにモグラにトカゲにヤモリ、夏場は主にセミ、池の魚も獲ってきた猫たちでした……。
血まみれのフロアマットを何度捨てたか……それも懐かしい思い出です。

四十九日の今日、気持ちに区切りをつけるべく思い出を語らせていただきました。

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猫がいなくなると、ぽっかりと穴が空いたままですね。
猫の穴は猫でしか埋められないと思うので、あたたかくなった頃に、再びにゃんこに出会えることを期待したいと思っています。