電子書籍の値段のつけ方

Kindleで出版すると決めて一番悩んだのが実は価格設定です。

普通、電子書籍の出版でつまずくのはePubデータ作成だと思うのですが、私の場合は一太郎2021にお任せしたのでほとんど苦労してません。
それよりも価格設定ですよ。

セルフパブリッシング・ノウハウ系のブログなどには、いろいろなアドバイスがありました。

「素人の小説なんて安くなければ読まれない」
「商業出版物の値段を参考にする」
「ワンコインがわかりやすい」
「価格を安く、かつロイヤリティ70%貰うなら290円」

どれがいいのかさっぱりです。

私の場合は先に「紙の本」の準備が進んでいて、お金を出して購入してくださった方がいるのに無料で読める場所にアップするのは申し訳ないので、改訂版は有料の場所で公開しようと考えました。

では有料となると、いったいいくらが適正価格なのか。

紙の本と同じでは高すぎです。
所詮は同人誌なので一冊のお値段が高い。それに合わせるのはさすがに…。

そこで自分が商業出版書籍の電子版を買うとしたら、いくらなら躊躇わずに買えるのかを考えたら、半額という値段が浮かび上がりました。

無特典紙の本1巻の頒布価格は1200円。
なのでKindleは600円にしよう、とすんなり決まりました。

続刊分の紙の本はページ数も増えて頒布価格も高くなりそうなのですが、電子書籍に関しては600円で統一するつもりです。

 

電子書籍の値段設定については、何を主体にするかによって違ってくるかと思います。
文字数で値段を決めるケースもありますし、シリーズ物なら1巻を格安に設定するとかもあるようです。

みなさん色々と考えて値段をつけているんですね。

 

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