自動バックアップに救われた話

書きかけの小説ファイルを開くと、そこには昨日書いたはずのテキストが存在しなかった……。

小説書きあるあるホラーですね。
たぶん皆さん一度くらいは経験あるんじゃないかと思います。
(私だけなんて、そんなはずありませんよねぇ、ハハハ)


数日分のテキストが突然失われると、真っ白になります。
ファイルの更新日時は1/19 23:26なのに、中身は1/14のデータなんですよ。
頭の中は「どうして?」に占拠されて何も考えつかないし、身体も動きません。
本当に力が入らなくなるんですよ。
無駄だと分かっていても、何度も何度もファイルを開きなおして確かめてしまうんです。
残っているのは14日に書き上げたところまでなのに……。

 

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以前も同じように書きかけのテキストが消えてしまったことがありました。
やたら長い人生のすごし方、ウォルク村の「記憶」です。
https://ncode.syosetu.com/n0711gk/8/
この時も後半が丸ごと消えたんですよ。
探しても探しても見つからないので泣きました。

頑張って書き直したけど「消えた文章の方が面白かった、良かった、かも」という思いは残るんですよね。
後悔しかないですよ、ホント。

 

今回テキストが消えて、

唖然茫然混乱絶望→twitterに吐出し→前回の書き直しの辛さを思い出す→ふて寝を決めよう→そういえば、バックアップの設定したんじゃなかったっけ?→ストレージを検索→1/18のファイルがあったよ!!

という流れで私のやる気は復活しました。
わずか30分ばかりの絶望とはいえ、心臓に悪いです、ホント。

 

あと過去の自分を褒めます。
リスク回避の処置をきちんととっていた私、本当にエライ!
よくやった!!

 書いているテキストが突然失われるというのは結構な頻度であります。
自己防衛のためにも、保存は複数媒体にすることをお勧めします。
複数保存したデータの全部がダメな場合もあるので(今回の私がコレ)
自動バックアップは重要です。
被害を最小限度にできましたから。

 

PCワープロソフト(Word・一太郎・kingsoft等)なら自動バックアップの設定が必ずできます。
アプリ等だとクラウド保存だから「消える原稿」は発生しにくいのかな。
googlドキュメントとかうまく使えたら便利そうですね。