推敲? 校正? 改稿?

校正版として文庫サイズで試し刷りした本に、直接赤ペン入れてます。
(ワタシのキタナイ文字は読まないでいただけるとウレシイデス(無茶いうな))

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なろうに投稿する前にちゃんと推敲してるのですが、時間が経過し、執筆当時の勢い(思い込み)がなくなって、全体を見られるようになると、粗が目につきますね……。

完成形に近い形式(製本された状態)で読むと、さらに色々見えてしまうんですよね。

縦書きと横書きって、読んでみると違う、本当に全然違う!
リズムも、台詞のテンポも違和感だらけ……。

描写物足りないとか、説明がくどいとか、これ誰のセリフ? とか、色々(涙)。
連載中は把握していたのに、時間がたって読み直すと「あれ?」てなる。
特にヒロ……すまぬ、ヒロ。
蔑ろにしているつもりはないんだ(ホントに)。


この3ページいらないよね? なくても話は成立するし、主人公たちの性格描写に必要なわけでもないし、状況説明でもないし、後の展開に全く影響ないし、うんカット。とかね。
この辺の心情を、もう少し地の文や台詞に滲ませたいなぁ。
ねっとり書き込みしたい場面だなぁ、とか(笑)。

手直しするところが多すぎて忙しくなりそうです。


ところで、推敲と校正と改稿は何が違うんだろう。
結構曖昧にとらえて使ってるなぁと感じました。


推敲
文章を書いた後、表現をより良いものにするために何回も読んで練り直すこと


校正
字句や内容の誤りや不具合を修正すること


改稿
完成した原稿を書きあらためること、書き直すこと


検索してだいたいこういう感じに分類されてると認識。
だとすると、順番としては改稿→推敲→校正ですよね。


……最初に校正用の本を作っちゃったんですけど、順番が違うよ!!


実際に赤ペン入れてて思いました。
先に推敲してから入稿すればよかった、と。
校正しながら推敲して改稿分まで書き加えてたら、校正の意味がなくなりそうだよ(笑)。

作業は止められないので(印刷屋さんに予約入れちゃったから)1巻はこのまま進めるしかないのですが、次からは手順を踏んで効率よくいこうと思います。

……薄い本づくり、久しぶりだと色々、ええ色々忘れてますねぇ。

 

いやしかし、私の手書き文字、とてつもなく汚いですねぇ(T-T)

自分でも読めないよ。