紙の本3巻の作業がどんどんと詰まってきています。
最優先は本文だけれど、一番時間がかかるのは表紙です。
1巻も2巻もピックアップしたキャラクターを色つきシルエットレベルで描画しましたが、さすがに3巻は無理でした。
フリー写真とデザインでなんとか誤魔化すしかない。
表紙を考えるとき、作中の場面でイメージが強く残っているものを選ぶようにしています。
3巻だと
・スライムパニックなシーン
・一品料理のお店
・地下の魔術陣
・穴掘り
あたりでしょうか。
イメージに合いそうな写真を探して、試しに表紙を作ってみようと考えました……。
・スライムパニックなシーン
都市壁っぽいのは○
でも昼間だし、3巻全体のイメージからズレる。
てか、アスファルト見えてるし……
・一品料理の店
写真なかった。もしあっても、グルメ小説だと思われたら困るのでボツ。
・地下の魔術陣
暗闇の魔術陣だと写真は必要ないような……そもそも地下室とかのフリー写真って、どちらかというとホラー要素が強くてイメージがズレるんですよ。なのでこれもボツ。
・穴掘り
これもですね、写真が存在しないのです。洞窟の写真などは見つかるのですが、鍾乳洞は違うしなぁ。
他のイメージはと考えて、魔術陣と古本屋と本で写真を探すことに。
結果、いくつかよい画像があったので、表紙を試作してみました。
雰囲気、一番好きな写真だった。
天井の照明は「魔道ランプ」と主張すれば誤魔化せるけど、下の青いプラ箱はNGですよね……ボツ。
本棚の圧が強い、強すぎる。
よって、ボツ。
ミシェルさんの執務室の応接スペースっぽいなと思って作ってみた。
作中の緊迫感が伝わらないのでボツ。
古本屋というよりも図書館っぽいなぁ。
でも魔術陣を重ねたり色々したらソレっぽくなりそう……これにしよう。
そんな感じで行程は進んでいます。
この状態から色々な要素を足していくのですが、足しすぎてゴチャゴチャしそうでちょっと不安。
素人デザインだし、どうしても引き算が下手なのですよね……。